2024.5.29更新

葬儀から四十九日までの流れ

葬儀が終わったら、四十九日まではあっというまです。

流れを把握して、スムーズに進めていきましょう。

1.四十九日法要の日取りを決める

まずは四十九日法要の日取りを決めましょう。

基本的には四十九日の当日に行います。ただし親戚などの出席者の都合を考えると、平日が難しいケースもあるでしょう。

そういった場合には四十九日直前の土日や祝日などを設定してもかまいません。

ただし四十九日よりも日程が後になると縁起が悪いとされるので、遅れないようにしてください。

2.会場、僧侶、会食の手配

次に会場や僧侶、会食の手配をしなければなりません。

会場の日程を押さえなければならないので、外で法要を行うなら葬儀後すぐに手配しましょう。

ただし法要は必ずしも外で行う必要はなく、自宅で実施してもかまいません。
僧侶を呼ぶ必要もあるので、早めに連絡して予定を開けてもらうようにしてください。

法要後、みなで食事をするため会食の手配も必要です。

自宅で行うなら仕出し料理を頼みましょう。外で会場を借りる場合には、近くの料亭などを予約するケースが多数です。

料理の予約をするときには、内容や食器などに配慮してもらうため「法要」であると伝えましょう。

3.案内状を送付

日程が決まったら、関係者へ案内状を送付します。

四十九日法要の案内状は、「縦書き」「句読点を使わない」などマナーがあるので注意してください。

4.白木位牌から本位牌への変更

四十九日までに「白木位牌」から「本位牌」に変えなければなりません。
本位牌ができるまで1~2週間程度かかるので、早めに仏壇店へ依頼しましょう。

5.香典返し

お通夜や葬儀の際にいただいた香典に対しては、香典返しをしましょう。

金額の目安は「いただいた香典の半額~3分の1程度の額」です。

6.納骨の準備

火葬の際に受け取った骨壷をお墓に納める「納骨」の準備も進める必要があります。

一般的には四十九日と同時に納骨するケースが多いからです。ただしどうしてもお墓の準備ができていない場合、日にちがずれてもかまいません。

納骨式には僧侶に来てもらわないといけないので、お寺にも連絡して日程を確認しましょう。

7.四十九日法要の流れ

四十九日当日の進行は、一般的に以下のような流れとなります。

① 開式の挨拶

② 読経と焼香

③ 僧侶の説話

④ 位牌の閉眼供養・開眼供養

⑤ 納骨、お墓参り

納骨とお墓参りを当日に行うのは、すでにお墓ができている場合です。

法要の会場とお墓に距離がある場合、親族が車などで移動する必要があるので事前に移動方法も検討しておきましょう。

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