三井住友銀行
(旧住友銀行、旧さくら銀行)の相続手続きについて

2024.10.24更新

※注意※
当サイトは東京国際司法書士事務所が運営しているホームページとなります。三井住友銀行のホームページではありませんのでご注意ください。三井住友銀行に直接ご用件のある方は直接三井住友銀行へご連絡ください。

三井住友銀行の相続手続きの流れ

三井住友銀行へ連絡

口座所有者が亡くなった旨、相続オフィスへ連絡をします。

※連絡方法は、直接支店窓口へ出向いても、電話でもどちらでも可能ですが、

三井住友銀行のホームページから登録をして、連絡をすることもできます。

この時点で、口座の出入金はすべて停止され、凍結されます。

窓口へ出向いた場合は、その場で相続手続きに必要な書類一覧表等を受け取ることができます。

電話連絡やホームページから連絡をした場合、指定した住所まで郵送してもらえます。

WEB受付も対応しています。受付フォームから必要事項を入力すると、指定した住所まで相続手続書類を郵送してもらえます。

戸籍等証明書類の提出

連絡をすると、相続オフィスから、今後の手続きの流れや、手続きに必要となる書類一覧表等が届きます。

最初に被相続人の相続関係を特定するすべての戸籍や印鑑証明書等の提出を求められますので、そうした公的証明書類等、必要書類を相続オフィスへ郵送後、ようやく実際の解約・名義変更手続きに使用する「相続に関する依頼書」が郵送されてきます。

※対応する相続オフィスよって手続方法が異なることがあります。

「相続に関する依頼書」へ署名捺印~提出

遺産の承継方法が決まったら、「相続に関する依頼書」に必要事項を記入、実印を押印し、相続オフィスへ提出します。

書類審査~払戻し

三井住友銀行側の書類審査(通常約2~4週間程度)を経て、ご指定の口座へ振込みがされます。

三井住友銀行の相続手続きに必要な書類

※払戻手続きの際に必要な書類です。名義変更の場合は異なるケースがございます。

  • 相続に関する依頼書(相続人全員の署名・実印で押印)(※1)
  • 故人の出生から死亡までの戸籍(※2)
  • 相続人全員の戸籍(※2)
  • 相続人全員の印鑑証明書(6か月以内)(※3)
  • 故人名義の通帳や証書
  • 相続人代表者の通帳
  • 相続人代表者の実印
  • 相続人代表者の免許証等本人確認書類

※1 相続人全員が署名押印した遺産分割協議書を提出することで、実際に承継する相続人のみの署名押印でたりるケースがあります。

※2 法務局発行の「法定相続情報一覧図の写し」があれば、※1の全戸籍の提出は原則不要となります。

※3 海外在住の相続人(日本に住民票登録をしていない方)については、印鑑証明書が発行できませんので、印鑑証明書に代わって現地大使館や領事館、海外の公証人(notary public)等で発行される「サイン証明書」、「宣誓供述書」が必要です。

三井住友銀行の残高証明書等、発行手数料や必要書類

相続税申告が必要となる場合、残高証明書や取引明細等が必要となります。

その場合にかかる費用と、必要書類は以下のとおりです。

発行手数料

●残高証明書・・・880円

※経過利息ありのものも金額は変わりません。

●取引明細証明書・・・1,100円(1年あたり)

5年以上遡る場合は、5年分の手数料5,500円に加えて、5年を超える明細1ヶ月あたり550円がかかります。

相続書類の提出は郵送でも可能なケースがありますが、各種証明書の発行はあくまで店舗窓口限定となります。※郵送請求は原則受付けていません。
またいくつもの支店で口座を所有していた場合でも、最寄店舗で一括請求が可能です。
発行については、申請後、後日指定した住所へ郵送される場合がほとんどとなります。(郵送料はかかりません)

【必要書類】
  • 被相続人(故人)の亡くなったことがわかる戸籍
  • 請求者となる相続人の戸籍
  • 請求者となる相続人の印鑑証明書(6か月以内)
  • 請求者となる相続人の実印
  • 請求者となる相続人の免許証等本人確認書類
  • 上記発行手数料

三井住友銀行における相続手続きの特例

近年では、相続手続きをより簡易的に進めるため相続オフィスが窓口になり、郵送で「相続に関する依頼書」の提出が可能となりました。

郵送の場合、相続人がわざわざ平日休みをとって店舗まで出向く必要もなく、必要書類を揃えて郵送提出することで、相続手続きをすべて終えることができるため、非常に便利です。

ただし、三井住友銀行の場合、三菱UFJ銀行やみずほ銀行と比較すると、手続き全体にかかる時間は長くなります。

その理由として、戸籍等公的証明書類を一度提出しなければ、「相続に関する依頼書」を郵送してもらえないため、順を追って手続きを進める必要があり、その分他のメガバンクと比べると、手続き全体にかかる時間は長くなっています。

 

なお、メガバンクにおいて郵送のみで手続きを終えることができるのは、ゆうちょ銀行を除き、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行と3行すべてにおいて対応可能となりました。

三井住友銀行
(旧住友銀行、旧さくら銀行)について

三井住友銀行は、三井住友フィナンシャルグループ傘下の連結子会社で、3大メガバンクの一角を占める都市銀行です。

他のメガバンクに比べて、海外への貸付や、外貨の受け入れなど、国際業務に強いという特長を持ち、2018年現在、海外支店が18ヵ所存在します。

三井住友銀行はカワウソを模した”ミドすけ”というオリジナルキャラクターをイメージキャラクターに採用しています。

もし、被相続人がどこの銀行に口座を所有しているか不明な場合は、調査するべき銀行のひとつです。

なお、当事務所では三井住友銀行を含む様々な金融機関の相続手続きのご依頼を承っております。お気軽にご相談ください。

※上記、三井住友銀行の手続きの流れは、令和3年12月時点の情報となりますので、内容が異なる場合もございます。ご了承ください。

●上記、手続きに関するご不明な点がございましたら・・・

ご自身でお手続きをすすめられる場合は、直接銀行の支店へお問い合わせいただいた方がスムーズですので、直接ご確認いただきますようお願いいたします。

当事務所へご依頼いただいた場合は、当方にて確認後、ご説明させていただきます

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代表司法書士 鈴木敏弘 画像

この記事の監修について

東京国際司法書士事務所 代表司法書士 鈴木敏弘が監修

相続税申告から不動産・預貯金の名義変更などの相続手続きを何度も経験する方は多くはありません。
そのため、相続手続きで分からないことがたくさんあると思います。当サイトが参考になれば幸いです。

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